＜イナルセ＞
♀ １５５cm 外見年齢１６歳
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概念少女。見た目は少女だがなんでもないなにか。なにかったらなにか。
少女の姿をしているけど、気合を出したら海にだってなれるし山にだってなるし石にだってなるしいぬだってなれる。
基本なんだってなれる。けど基本的には女の子の姿をしている。
でも中身は純粋無垢で天真爛漫。博愛主義の少女。
怪我をしている人はほっとけない。絵に描いたような心優しい少女のようななにかである。
自分が何なのかわからなくてもやもやしているけど、人の役に立てるんだったらそれでもいいかなぁという気持ち。
世界の人の役に立ちたい、怪我をしている人や飢えている人の役に立ちたい一身で世界を回っている。
人の情報や概念をある程度は読み取れる（名前とか、今の感情とかそこらへん）
人の怪我の情報を書き換えて、怪我を治したり、石という情報概念を書き換えてパンにしたり出来る。
しかし、あまりにも大きな変化をするためには、彼女の体にある概念を使わないといけないので、あんまりやらかすと体が無くなる。
そのためには、人の概念（命）を奪って補わなければならない。
彼女はそのことに気がついていない。知らない。
＜ディオム＞
♂ １８０cm ２５歳
盲目男、ついでに喋ることができない男性。目のある場所ぐるぐるに包帯を巻いている。
どこぞの国の王子様だったけど、あまりにも命を軽んじた行動や、粗暴な行動・発言が父親と兄の逆鱗に触れ、
視力を奪われ、言葉も奪われ国を追放される。
何も見えない・伝えられない彼の意思が伝えられる・姿を確認できる存在は、彼を保護したイナルセだけだった。
自分を認識してくれる、見える、わかってくれる、イナルセを溺愛するようになる。
言葉が喋れないのでうまく伝えられなくてもどかしくてちょっとスキンシップが激しい。
神様とか精霊とかを無理やり姿をあらわしたり、触れるようにする能力を持っている。
愛するイナルセがなくなってしまわないよう、世界中の神と呼ばれる力の強いものを引きずり出して、概念を奪い取っている。
＜ハーベスト＞
♂ １６０ｃｍ 外見年齢３０代後半
植物男。ぱっとみ普通の人間のおじさん。でもその体は蔦と葉っぱと花とあと色んなので出来ている。
つまりはあんまり人間じゃない。というか人間じゃない。
世界で一番初めに出来た植物という概念。割と凄い人である。けど話しかたとか性格がそんなに凄くない人。
喜ぶと頭に花が咲いたり、周りに花が咲く。植物が生い茂る。凄く凹むと色んなところが枯れる。
手とかとられたり体が大体吹っ飛ばされても死なない。基本死なない。ほっとけば再生する。
イナルセとノユウの姉妹を育てた、俗に言う育ての親。でも娘たちのほうがしっかりしている。
外見はいい年のおじさんだが、中身は小さい子供くらいに無知で無邪気で寂しがり。
友達が欲しくて誰とでも明るく仲良くなろうとするが、その得意な体質の性で見世物にされたり腕とられたり割と大変な目にあってる。
でも、あんまり大変なこととか、痛いとか、そこらへんの負の感情にうとくていつもにこにこしている。
＜ノユウ＞
♀ １６５cm １８歳
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首かり少女。自称イナルセの双子の姉。ちょっと大人に見える方。
実際イナルセは彼女の姿を借りているだけなのだが、ノユウは彼女を肉親以上の存在だと思っている。
基本的に無表情で、睨み付ける様な目をしている。顔はイナルセと似ているが顔つきが違うというかなんか怖い人。
対人恐怖症。人と目を合わせるだけでも恐ろしいくらいに、人と接するのが苦手。
妹と育ての父親、あと剣の師匠くらいしかまともに話せない。
最近になって「首から上がなければ」喋れることが判明した
そのため、首が無くても喋れる人を探して、いろんな人の首を刈っては話しかけ刈っては話しかけを繰り返している。
＜ジュラ＞
おそらく♂ 大体１７０cm 年齢なんてものは必要がない
首なし紳士。小粋な紳士服に素敵なシルクハットを持ったとても素敵なジェントルマン。
でも頭がない。左手にガムテープとか鎖とかベルトとか包帯でぐるぐる巻いたものを持ってるが、多分それが頭。
話し方も凄く紳士、レディーファーストはもちろん、礼儀作法や歴史・世界情勢にも詳しいすごいジェントルマン。
でも頭がないので、皆におびえられてちょっと寂しい。凄く優しいのに頭がないので化け物扱いされて寂しい。
実際化け物とか突っ込んではいけない。ジェントルマンです。
最近、そんな自分を見ても怯えない、寧ろ積極的に話してくれる女の子と出会えてちょっと幸せ。
その子と一緒に、首が無くても怯えない、話してくれる人を探して各地を回っている。